しがない主婦の机上の空論

小学生の子どもと一緒に勉強して、思ったことや学習の仕方について私なりの疑問や考察を綴っていきます

【夏休みの宿題】読書感想文

本当は9月には投稿しておきたかった内容を、今さらではありますが備忘録のためにも残しておきます。

ブログの更新頻度が全然上げられない笑

メモ用だから別にいいんだけど、それでも季節が違うものを残す(すでに冬…)のはさすがに恥ずかしい~笑

 

 

小学3年生の息子の夏休みの宿題には読書感想文がありました。

わりと勉強を嫌がらずやるタイプの息子ですが、この読書感想文には親子ともども毎年かなり苦労しています。

(学校で読書感想文の書き方は教えてもらいますが、練習で何枚も書くわけではないので、感想を書くにしても1枚が限度)

 

計算問題とは違うから、これが正解というものがない分、どうやって書けばいいのかを問われても、説明する方も曖昧にしか答えられない・・・。

 

ということで、いろいろやり方は考えましたが、今年やってみたことを来年の参考用にメモしておきます。

 

 

息子は本を読むのは好きなので、本を選ぶのは割と早めに決まりました。

読み終わるのも早かったです。

 

しかし相手は原稿用紙4枚。

なかなかの強者。

 

最初のどうだった?という質問に対しては「普通」という何とも感想とも言えないような答え泣

 

思ったことを書いただけでは、なかなか4枚埋めるのは難しい。

感想は「楽しかった」「面白かった」で終わることが多い息子。

肉付けのコツがいまいちつかめていないため、感想文を書くのに初っ端から嘆いておりました。

 

親がどこまで介入していいものなのか。

来年もあると思うと、少しでも自分だけの力でやってもらいたい。

 

そこで、まず質問形式にしました。

学校からもらってきた原稿用紙の書き方を参考に

 

・登場人物は?

・いつ、どこで、なにが起こった?

・それはどうなった?

・印象に残ったところ、感動したところ

・どうしてそこが印象に残ったのか?

・この本を読んでわかったこと、自分はどうしたいか

等、感想に肉付け出来そうな内容をピックアップしておきました。

 

あと、私はあえてこの本は読まないようにしました。

感想文を読んで、意味がわからないところに気づきやすいようにするためです。読者感想文を読む人が、必ずその本を読んだことあるとは限りません。この本を知らない人が読んでもわかる感想文を目指しました。

ただ、息子の書いた感想文を読んでみると分からない部分がやはり出てきます。息子にこれはどういうこと?どうしてこの状況になってるの?と聞いても、まだちゃんと論理立てて本の内容を説明できないため、何度聞いてもイメージできず…

 

やっぱり本を読んだ方がいいのだろうか…と悩みはじめた頃。

 

パパに参入していただき、協力してもらうことにしました。

 

本をざっと読んでくれて、私が疑問に思っていた部分もどういうことを息子が言いたかったのか、本を読んだパパはある程度理解できているので私に分かりやすく説明してくれました。

そのおかげで、私も「そういうことを言いたいなら、こういう状況まで書かいて説明しておかないと、読んでいる人に伝わらないよ」と、直した方がいいところについてもう少し細かい説明ができるようになりました。

 

大人2人いたら、この方法で来年も乗り越えられるかも。

 

添削でいっぱい直しは出たけど、基本的に本人の感じたことや言葉はそのまま使って書いてあります。

読書感想文としての出来は良かったのか、悪かったのか、私にもよくわかりませんが、本人もわりと納得のいく内容が書けたようなのでとりあえず良かった(;´∀`)

 

来年は娘の分もあるから、もっと大変な夏休みが見える…

 

 

【今年の読書感想文の本はこちら】

消えた図書室 西村友里

戦後の学習についてどう思うか、トラブルが起きたときに友達とどうするか、不安に思っている子にどう向き合うか、タイトルの消えた図書室とは結局どういうことだったのか、など子ども自身で考えてそれなりの量の感想が書ける読書感想文にピッタリの本だと思います。

また、タイトルの答えが早く知りたくて「早く読みたい!」と思わせる部分もありそうです。

舞台が身近な学校だったのもイメージしやすくて読みやすい理由だったかもしれません。

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